【NIPT】13トリソミー偽陽性例の出産報告

Pocket

みなさま,こんにちわ.

以前,13トリソミーが出て,羊水検査で陰性(NIPTは偽陽性)だった人の話をしましたね.

出産したそうで,メールをいただきました.

***************

仲田 洋美先生 

仲田先生、お久しぶりです。5月に検査を受け13トリソミー偽陽性だった**です。
胎盤の位置が低いままであること以外は妊娠経過は順調で、*月*日に帝王切開で男児を産みました!
羊水検査の結果が異常なしと出ても、もしかしたら…と不安になる日もあったため、抱いたときには本当に嬉しくてホッとして、夫とともに大号泣しました。新しい人生のスタートを祝い、太く朗らかに育って欲しいと願いを込めて***と名付けました。***はおっぱいを沢山飲んですくすくと育ち、1ヶ月健診も無事に終わりました。
毎日ドタバタですが、子供のいる生活は
我々を豊かにしてくれています。NIPTの結果を聞いたときは頭が真っ白になりましたが、先生が「辛いときはいつでも電話してくれていいから」と言ってくださったことが御守りでした。お腹のなかで一緒に頑張ってくれたこの宝物をこれから大切に大切に育てていきます。
本当にありがとうございました。
****
********************
いやー.嬉しいですね.本当に.
とっても嬉しいです.
前に,慶応の教授(医学以外)で中医協の委員だった先生とお食事したとき
こういわれました.
医者は仕事の結果が目の前で見えるからいいよね,やりがいが目で見えるって.
当院には毎日続々と生まれた赤ちゃんたちの写真が届いています.
よく考えてみたら,検査,という妊娠出産の時系列においては 点 でしかないわたしが
こうして皆様とそののちも交流していける.
そういう患者さんとの間のあたたかい人間関係をこれからも大切にしていきたいと思います.
ちなみに,実は.
このトリソミー13偽陽性は医師でした.初めて医師で陽性になったんですよね.
うちはNIPT受けに来るのは医師が一番多いんですけどね.
不思議と医師の陽性例はそれまでなかったんです.
でも.このあと,やっぱりT13で医師の陽性がでて.
実は,そちらも偽陽性だったんですよね.
大変安堵しました.
特にこの2例目のかたは,実は,最初のお子さんを周産期に亡くしてて.
しかも大変めずらしい腫瘍が原因で,生後すぐに亡くしたんですよね.
なので.わたしがブログに最初の妊娠が一卵性双生児だったことや,その片方を36周6日で子宮内胎児死亡で失ったことなどを
書いているのを読んで,先生のところで受けたい,って言ってきてくれました.
なのにT13陽性になってしまい.お互い大ショックでしたが....
T13は偽陽性が一番多いので,この間も女医さんで偽陽性出たんだよー,って話をして.
落ち着いたかな,って思って帰したけど.
でも.やっぱ落ち着かなかったみたいで.
わたしは危なげだなと思ったら患者さんにはプライベート携帯番号を伝えるので
2-3日後,夜遅くに電話かけてきました.
旦那さんも電話かけてきましたね.
でも.わたしにしたら夜は特に不安が強くなるので,そんなときにわたしと話をして気持ちがおさまってくれるほうがいいので.
全然大変ではないんですよー.
そもそも夫婦そろってわたしに電話くれるって嬉しいことですよね.
彼女がおちつくまで何回かこちらからも電話しました.
無事に羊水検査を終えて.
2週間後に偽陽性だったと明るい声で電話をもらったときは本当にうれしかった.
先生のところに行って本当によかったって言ってくれました.
やっぱこうして医師に選んでもらえるっていうのは嬉しいですね.
でも.
別に相手が医師だからといって特別な対応をしているというわけではありません.
特に陽性になったかたがたには,大体わたしの携帯はお伝えしています.
少しでも不安な思いを受け止めたいからです.
患者さんたちの人生の大変なときを伴走するのが医師の仕事だとわたしは思っているからです.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です