近藤誠先生について

  • 2015/09/21

近藤誠先生の,がん放置療法について.

わたしなりに思いを述べてみたいと思います.

まずは,がんもどき,という概念ですが,がんは最初から転移するかどうかが決定していて転移しないのががんもどき,転移するのががん,ということについてですが.

いっぱんに,腫瘍であっても生命予後を脅かさないものを良性腫瘍,そうでないものを悪性腫瘍と分けています.
しかし,良性であっても転移して生命を脅かすものもあります.

この,がんもどきという理論そのものは正しくありません.

癌細胞が出来て,遺伝子変異を重ねて転移能力を獲得するのです.

原発巣と転移巣では,遺伝子の発現が違う,変異している,ということが報告されています.

これが転移能力の獲得や,抗腫瘍薬にたいする治療抵抗性の獲得につながるのです.

 

でも.近藤先生のおっしゃっていることで,わたしとして賛成できないのは

がんもどき,という概念だけであり,あとは反対する理由は特にありません.

治療を受ける受けない,積極的治療を何もせず自然経過で緩和ケアだけ受ける,というのも十分選択肢の一つですし,近藤先生の本を見てそれを選んだからと言って,患者さんたちや近藤先生を責めるのは,理にかなっていないとわたしは思います.

何事も,きちんと情報を提示されて,その上で自己決定する.

ご自分の人生なのだから,一番大切なのはご本人の思いだと私は思っています.

がん薬物療法専門医のくせに何を言うんだ,と怒られるかもしれませんが...

 

 

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12 thoughts on “近藤誠先生について

  1. 仲田さま

    はじめまして ほたかです。
    まだ全部読み切れていませんが、共感できる内容が多く大変参考になります。

    近藤氏は(私もですが)、「がんもどき理論」ありきで主張が構築されているのではなく、信用できる論文・臨床データを一般人に理解しやすく説明するための「近似的な仮想モデル」を提案していると理解しています。がんもどき理論を超えて、本当に効果をもたらす治療が望まれますが、現実的にはほぼないか、あっても宝くじ(NNT=100レベル)と私は理解しています。

    いくつか質問があります。

    > 原発巣と転移巣では,遺伝子の発現が違う,変異している,ということが報告されています.
    > これが転移能力の獲得や,抗腫瘍薬にたいする治療抵抗性の獲得につながるのです.

    (1)原発巣や転移巣での遺伝子発現や変異(以下変異等とします)について、
      そもそも正確に測れるものなのでしょうか? 
      原発巣では、均一なのでしょうか? 再現性はどうなのでしょうか? 
      また、癌の変異と、正常細胞もしくは良性腫瘍の範囲での変異等とを区別できるのでしょうか?

    (2)原発巣と転移巣で遺伝子が同じケースと変異等したケース、臨床ではどれくらいの比率でしょうか?

    (3)個別医療、ゲノム医療等では、主として原発巣の情報を基に、分子標的薬等を選択投与するものと理解しています。一方で、人の命を奪うのは、ほとんどが転移によるものです。原発巣の情報に基づいた現在の抗がん剤医療の多くは、そもそもの発想・理論が間違っているということになりませんか?また、個別化医療の限界を感じませんか?

    大変お忙しいと存じますが、お時間のある時にでもご返答いただけると幸いです。

    1. ほたかさま

      (1)原発巣や転移巣での遺伝子発現や変異(以下変異等とします)について、
        そもそも正確に測れるものなのでしょうか?  ☛ 一つ一つで違っているという報告もあったと思いますので,正確にということでしたら全部の巣を検査しないといけなくなり現実的に無理かと思います.
        原発巣では、均一なのでしょうか? 再現性はどうなのでしょうか? ☛最初は一つの細胞からですのでその時点は均一ですが,大きくなっていくにつれて違う変異が蓄積されていくので,ヘテロなのではないかと思います.再現性の意味がわかりません.
        また、癌の変異と、正常細胞もしくは良性腫瘍の範囲での変異等とを区別できるのでしょうか? ☛ 質問の意味がよく分かりません.
       
      (2)原発巣と転移巣で遺伝子が同じケースと変異等したケース、臨床ではどれくらいの比率でしょうか?☛ 同じ遺伝子変異しかない状態で転移する能力を獲得できるのかを考えると難しくないでしょうか?比率は正確にはわかりません.乳がんについては報告があったと思いますが.

      (3)個別医療、ゲノム医療等では、主として原発巣の情報を基に、分子標的薬等を選択投与するものと理解しています。一方で、人の命を奪うのは、ほとんどが転移によるものです。原発巣の情報に基づいた現在の抗がん剤医療の多くは、そもそもの発想・理論が間違っているということになりませんか?また、個別化医療の限界を感じませんか? ☛はい.しかもゲノム医療なんて掲げている人たちがいますが,そういう人たちはわかっていないな~,こまったな,これでは免疫クリニックの二の舞になるぞ,と危機感を募らせていますが,国立がん研究センターと厚生労働省が
      http://www.ncc.go.jp/jp/information/event/20161227.html
      こんなものをやるようですので,一体何をするつもりかと困惑しております..

      1. 仲田さま

        お返事ありがとうございます。真摯なご回答に感謝します。
        また、質問がわかりにくくてすみませんでした。

        疑問と思っていたことは、がんの原発巣一つとってみても、さまざまな変異の細胞の集まりがあると思われるので、変異を正確に評価できないのではという疑問です。 

        原発巣と転移巣のおよその主成分の割合は評価できるかもしれませんが、
        主成分が異なるから、転移巣は原発巣からさらに変異したと言えないと思います。

        たとえば、乳がんの原発巣においてがん細胞A、B、Cがあるとして、
        A,Bは転移できず、Cのみが転移できるとします。

        乳房ではたまたまAが成長しやすくAが主成分として検出、
        乳房には、Cもいるけど検出できない量
        転移できるのはCだけなので、転移巣の肝臓ではCのみが検出。

        このようなケースは考えにくいでしょうか?

        本物のがん幹細胞Xは、ABCに分化でき、Cがいるので転移する。
        がんもどき幹細胞Yは、ABにしか分化せず、転移が起きない。

        という説明は不可能ではないと思います。
        http://www.nejm.jp/abstract/vol366.p883

        私は遺伝子の専門家ではないので不適切な考えだったらすみません。

        あと、変異能力を後から獲得する場合を考えても、
        その変異能力獲得時期が、原発巣の発見前(約1-2cm以下)であれば、
        早期発見は無駄となります。

        私が言いたいことは、「がんもどき理論」が正しいということをいいたいのではなく、
        否定の根拠にはならないだろうことです。
        (繰り返しますが、私は盲目的な信者ではありません)

        「再現性」の意味は、原発巣でも部位によって違う可能性があるなら、
        どの部分を生検するかで結果が異なり、
        今の乳がん等の標準治療の根拠が怪しくなるのではという疑問でした。

        2番目の質問は、原発巣には奏功する可能性の高い薬剤を選んでも、
        転移巣が変異して性質が異なれば効かないと思われるので、
        もし変異するケースが多いなら、化学療法で命を救えないのではという疑問でした。

        3番目は、仲田さまが、抗がん剤と遺伝子の専門家と聞いていたので、
        ご指摘のゲノム医療などに関わっていないか心配しての質問でした。
        杞憂でした。大変失礼しました。

        ありがとうございました

        1. がん細胞ははじめは一つですが,大きくなるには分裂が必要です.
          増えていく過程でそれぞれに異なる遺伝子変異が積み重なるため,最終的にはヘテロな集団だと思っていただいたらいいと思います.
          早期発見で治癒切除しても,すぐに再発する症例もありますし,もともと遠隔転移があるのを見落として治癒切除したと思い込んでいるケースもあるので
          一例一例具体的に検討しなければ,なんともお返事出来かねます.

          化学療法の目的は,がんの種類によるのですが,白血病・リンパ腫・胚細胞腫瘍などの化学療法で治癒に導ける可能性のある疾患では治癒にあるのですが
          それ以外の固形癌では延命,症状緩和,ほとんど効果なし,となっておりまして
          化学療法で命を救えるなんて私たち専門医は言っていないはずなので,そういう疑問をぶつけられても困惑いたします.

          私の場合,どのような目的で化学療法をするのか,はっきり説明し,また,いい加減に決まっている日本のガイドラインではなく
          アメリカのガイドラインを用いてご説明いたしております.

          1. 恐縮ですが、横からコメントさせていただきます。

            > 化学療法で命を救えるなんて私たち専門医は言っていないはず

            そうでしょうか。

            たとえば、化学療法専門医であり仲田先生のお知り合いでもある腫瘍内科医の勝俣範之氏は二つの著書(『「抗がん剤は効かない」の嘘』、『医療否定本の嘘』)の中で、「CMFを受けた(乳がん)患者さんの群では~明らかに治る率が高まった」(前書P16)、「毎年1950人もの乳がん患者さんが抗がん剤によって命が助かる」(後書P135)などと明言されていますよ。
            1950人と言ったら乳がんで亡くなられる総数の約15%にもなる数字です。

            実は私、仲田先生が最近出された本『女性のがんの本当の話』を購入して期待を持って読んでみました。

            そこには、「(日本の乳がん死亡率の)上昇率の高さは、食生活の欧米化と、乳がん検診率の低さといわれています。」(P98)、「がんは早期に発見できれば、それだけ治癒率も高まります。」(P99)と書かれていました。

            これらの記述と、ブログ記事

            https://minerva-clinic.jp/過剰診断がんについて~その1 バイアスってな/

            で検診について書かれている内容や、

            https://minerva-clinic.jp/がんは早期発見・早期治療で治るのか?/

            の中での「「がんは早期発見・早期治療で治る」というのは,本当ではないのでしょう.」という記述との間にある齟齬は、どう解釈したらよろしいでしょうか。

          2. 早期発見・早期治療が本当にいいのかどうかについては,現在,研究が始まっていることはそちらもご存じではないでしょうか.
            あくまでも今までの知見に基づいて一般の方を混乱させないようにお書きする,というのが本のコンセプトなので
            先端がどうなっているかについてあえて触れていませんし,齟齬があることも認識しています.
            医学が進歩していく中で,時系列からするとこうした齟齬は致し方ない部分があります.
            それをどのように発信していくかについても試行錯誤いたしておりますが,隠し立てするつもりもありません.

            それと,勝俣医師がどのように発言しているかについて,わたしは責任を負うことはできませんが
            一般論として臨床腫瘍学会の専門医試験は,コクガンのマニュアルを理解しておけば通るくらいなので
            コクガンのマニュアルにはしっかりと化学療法の目的が記載されており
            治癒に結び付くがんの種類が非常に少ないことが述べられております.
            これと違う説明を専門医がしているのであれば,専門医としての資質を問われて当然というのが,わたしの意見です.
            そういった意味で,勝俣先生に対する文句はわたしも持っております(笑)
            それと,勝俣先生は知り合いではなく,わたしのお友達です.
            お友達でも,たとえば勝俣先生とあなたがフェイスブックフレンドならば,わたしが時々フェイスブックで彼にかみついているのもご存じのはずです.
            わたしは是々非々.
            友人としての仲がいいことと,専門医として協調できるかどうかは関係ないことです.
            わたしガイジンなので.(笑)

          3. お返事ありがとうございました。仲田さまが、日本の腫瘍内科学会とは一線を画し、誠実な対応に努めている姿勢は理解できました。

            > 化学療法で命を救えるなんて私たち専門医は言っていないはず

            確かに、そのように明言する医師は少ないでしょうが、
            「最後まで戦いましょう」とか、
            「あきらめずに可能性に賭けてみましょう」
            「奏効率が○○%です」
            せいぜい1-3か月程度の中央生存期間延長しかないのに、
            「確固たるエビデンスのある標準治療です」
            といった誤解を生む説明を繰り返す医師(有名どころではK教授など)は
            何とかならないものかと思っています。

            困難な取り組みでしょうが、中からの改革応援しています。

          4. いや~.わたしは,臨床腫瘍学会が求める理想の専門医の姿というのを,がんプロ1年目の時に初めて聞いて
            それを自分のなかで実現しようと頑張っただけなのですが.
            それが一線を画しているように見られてしまうのはなぜなんでしょうか?(笑)

            あきらめないがん治療と称して抗がん剤漬けにするのは
            効かない免疫療法を自費でやるのとそう大差ないというのがわたしの印象です.

            なのでわたしは患者さんにははっきりとたとえば
            20%の人が平均1か月しか余命延長しません.その20%に入れるかどうかはやってみないとわからないけど
            有害事象はもれなくついてくる.そして治療目標はあくまでも延命(症状緩和)であって,治癒はほとんど望めない.
            それでもこの抗がん剤をしたい,ということならば,専門医として全力で全人的にあなたをサポートします.
            しかし.いつか有効とされる治療がなくなるときがくる.それでも痛みをコントロールなどといった治療はできるし
            緩和ケアも立派ながんの治療です.
            なので,抗がん剤をしないからといってわたしがあなたを見捨てるなんてことはありません.
            人生だれも終わりを迎えるときがくる.
            そのときまでをあなたがなるだけ幸福であるようにサポートすべく伴走する.
            わたしはそのための専門医なのです.
            あなたが悲嘆に暮れて最期を過ごすと,残される家族にとってあなたの人生は悲惨なものになります.
            生きていく愛する家族があなたを失った後前向きにいられるためにも,あなたが自分の足で自分の人生を全うすることが大切なのです.
            もちろんあなた自身のためにも.
            大丈夫です.わたしは側にいます.
            いつでも携帯鳴らしていいです.
            怒りも不安も全部ぶつけていいです.
            全力で受け止めましょう.
            きれいな夕焼けをきれいだと思って生きてほしい.
            それが私の願いです.
            もう一度言います.わたしはあなたの人生を最後まで伴走する.そのための専門医です.

            それが勤務医時代からわたしが患者さんたちにしていた説明です.
            今も変わりありません.

            わたしのこの姿勢は,医師の原点として大変評価が高いのですが...
            要するにコミュニケーションスキルがないので,抗がん剤テキトーに投与して治療した気になって逃げてる医師たちが多いということでしょうか.

  2. >あくまでも今までの知見に基づいて一般の方を混乱させないようにお書きする,というのが本のコンセプト

    「一般の方を混乱させ」たくないとのことですが、混乱の種はminervaさんが蒔いていると言えませんか。

    広く一般の方も読まれるブログで「「がんは早期発見・早期治療で治る」というのは,本当ではないのでしょう.」と発信される一方、本の中では「がんは早期に発見できれば、それだけ治癒率も高まります。」と、ほぼ真逆のことを書かれているのですから。

    両方を読まれた一般の方にしてみれば、「仲田先生の医学的意見、本意はどちらにあるんだろう?」と、貴女ご自身が「混乱」を生じさせていることになりませんか。

    > 先端がどうなっているかについてあえて触れていませんし,齟齬があることも認識しています.

    つまり、ブログと本とでは、相反するような内容であっても書き分けているということでしょうか。

    ブログでは、がん検診の過剰診断の問題を取り上げた記事を書かれ、さらに「「がんは早期発見・早期治療で治る」というのは,本当ではないのでしょう.」とも述べられています。
    一方、本の中では乳がん検診について、「小林麻央さんが乳がんになって以来、乳がん検診を受ける女性が急増していると聞きます。がんから身を守ろうと考え、行動する女性を増やしたという点においても、小林さんには大きな功績があるといえるのではないでしょうか。」と書かれています。
    たしかに、30代前半で乳がんになった小林麻央さんのニュースが大きく報道されて以降、30代の若い女性の乳がん検診が大きく増えたと言われています。(小林麻央さんのニュースが動機になって乳がん検診を受けた20代女性も少なからずいます)

    本には乳がん検診推奨年齢についての具体的解説はないので、このような書き方では40代以下の女性にも検診を積極的に推奨していると受け取られるような内容になっています。

    端的にお聞きします。
    minervaさんは40代以下の女性にも乳がん検診を推奨されるのでしょうか。

    私の「混乱」を解消してほしいと願います。

    1. どのように何を発信しようと,受け取り側の受け取り方で混乱は生じます.
      早期発見早期治療が本当に圧倒的正当性があるのかについては,ここ数年でアメリカが取り組みを始めたくらいです.
      疑念はあるが,慣例からそれが正しいと思い込まれてきたことの一つかもしれません.
      実際に何もせずに乳癌で花咲き症例が20年後しぜん寛解している症例もわたしの出演したテレビ番組で放送されました.
      なので,本当に何が正しいのかわからない.
      検診のために放射線被ばくを安易にしているが,日本は世界一医原性発癌が多いと報告されていることも事実です.
      それらを最終的にどう判断するのかは個々が行うべきことです.
      ご自分の混乱はご自分でお調べになって解消してください.
      そちらさまがわたしの患者もしくはクライエントならば,わたしがあなたの混乱を解消する義務があるでしょう.
      あなたの書いた文章を全部読んでいません.失礼いたします.

      1. > ご自分の混乱はご自分でお調べになって解消してください.

        論点を逸らされたのは私のまわりくどい言い方にも非があったかもしれませんが、私自身の考えに混乱はありません。
        minervaさんの真意をどう理解したらよいのか混乱しているということです。

        >> 40代以下の女性にも乳がん検診を推奨されるのでしょうか。

        この質問のお答えは、私がminervaさんのクライアントであるかどうかには左右されるものではないはずです。
        上記の点について、貴女ご自身の医学的意見、見解をお聞きしているのです。
        推奨されるのか、しないのか、それだけのことです。

        1. >> 40代以下の女性にも乳がん検診を推奨されるのでしょうか。

          これに関しては,スイスなど乳がん検診を中止した国がある一方で,継続している国もあることから
          検診による利益と不利益を比較衡量して政策としては各国で判断することとなります.

          そういう背景を踏まえてあとは個人が判断すべきことであって,わたしが推奨する,否定するということをすべき立場にありません.
          検診をどのような場合中止するかについては,どういう利益があってどういう不利益があってということで
          具体的事例を積み重ねて行うものだからです.
          そういう公衆衛生上の政策的判断を行うだけの材料は持ち合わせていません.
          しかし,検診を受けていたら死なない,死にたくなければ検診を,と脅すような極端なお考えの人たちが大勢いて警鐘を鳴らすべくブログに書いています.

          ちなみに,アメリカではNIHが出した論文を根拠に個人の放射線被ばくに関して管理される体制になり
          CTを撮影する際のガイドラインも作られたので,医師が不安で撮影することが激減しております.
          日本ではこうした体制をまったく取っていませんし,議論しようとしても利権が絡んでいるのか
          まったく進みません.むしろアンタッチャブル.
          国民のみなさまが自分で賢くなって身を守るしかないのでは?
          NIHの論文でも日本は世界一医原性発癌(被ばくによる発癌)が多い国ですよ.
          なのに何の対策もしない.
          世界のCTの1/3を保有し,輪切りがないと何も考えられないプアな医師たちを大量生産.
          医師会は国民を守るではなく利権を代弁する.
          そんな国で,検診についてわたしにいったいなにをしゃべれというのでしょうか?
          それでも結構しゃべってますよ.専門医もってこんなきわどい発言するの,私くらいでは?

          私に関しては,はっきりいったら一度もがん検診を積極的に受けたことはありません.他の検診もです.
          乳がん検診は一度だけエコーで受けたことがありますが,それはフェイスブックでうっかり検診受けたことないと言ったら
          乳腺外科医たちに絡まれてしまったからです.
          マンモには挟めるかという問題があるのでいやだ,と言ったら
          男性乳癌もマンモで診断するのでやれと言われてしまい.(このときブラックボックスなわたしの頭では,男が挟めるのにわたしが挟めなかったら沽券にかかわるので
          さらにいやだ(*`Д´)ノ!!!となってしまいました(笑)しかもこれ,フェイスブックの使い方がわからなかった頃に,公開だったんです(汗))
          患者さんたちからも心配だから受けたほうがいいと言われてしまい.大変仕方なく受けました.

          わたしは別に検診でも治療でも推奨することは致しておりません.
          自分で判断できるだけの材料を提示して選ぶのは患者さんです.
          それが本当のインフォームドコンセントですよ.

          ブログに書いてあることと表現が一致しないことについては,出版という媒体なのでそういう風になりました.
          出版物だから好き勝手にかけるというものでもありませんので.もうこれ以上私のところに書き込まないでくださいね.

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