新宿ミネルバクリニック

03-5272-3768

  • メールフォーム
  • メール

がん薬物療法専門医とは?

がん薬物療法専門医とは?

「がん薬物療法専門医」の専門医認定試験を受験するには、5年以上がん治療に関する研究活動を行うこと、研修認定施設において研修カリキュラムに従い2年以上臨床研究を行い修了すること、教育セミナーへ出席すること等が必要です。「がん薬物療法専門医」には、単にがん患者さんの病状・病態にあった最も有効ながん化学療法を安全かつ適正に行うだけでなく、がん薬物療法の質の向上を目指して、臨床試験にきちんと関与できたり、緩和治療も行えたり、患者さんの精神的・身体的苦痛にきちんと向き合えたりすること、さらには先端的な臨床開発研究にも関与できることが求められています。がん薬物療法専門医には深い内科学全般にわたる知識の他に他の診療科との間を埋める知識など多面的な能力が必要と思われます。

次に、「がん薬物療法専門医」と「がん治療認定医」の違いについてですが、日本臨床腫瘍学会の認定する専門医資格が「がん薬物療法専門医」で、日本医学会の提言に基づいて日本癌学会、癌治療学会、臨床腫瘍学会、全がん協の4団体が中心となって設立した日本がん治療認定医機構が認定する認定医が「がん治療認定医」です。それぞれが、認定研修施設と資格をさだめていて、患者側からは、わかりにくいものとなっています。

「がん治療認定医」は、がんを診療するにあたっての基礎的な知識と技術が求められ、専門医の指導のもと標準的治療を行うことのできるレベルの資格です。

一方、「がん薬物療法専門医」は、がんの化学療法、分子標的療法、内分泌療法などの薬物療法の専門医で、基礎的な知識と技術を持つことはもちろん、十分な薬物療法の経験と各がん種の生物学的特徴の理解、標準的な薬物療法や緩和医療を含む支持療法の実践のみならず、先進的な臨床開発研究についても詳細な説明責任が果たせ、完遂できることが求められたレベルの資格です。

あえて、「がん薬物療法専門医」と「がん治療認定医」との違いを明確に説明するなら「がん薬物療法専門医」は責任をもってがん薬物療法が実践できる医師であり、「がん治療認定医」はがん診療の基本を学んだ医師、これから専門医になろうとする医師と言うことができるでしょう。

ページの先頭へ